平成31年議長 あいさつ
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平成最後の年を迎え、一抹の寂しさを感じます。天皇陛下の退位の日が、4月30日と決定されました。 昨年、天皇陛下85歳の誕生日を祝う一般参賀が皇居で行われました。これに先立つ記念会見で「天皇としての旅を終えようとしている今、象徴としての私の立場を受け入れ、支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」と述べられました。そして、皇后様には「深い信頼のもと、共に旅を続け、考えを理解し、立場と務めを支えてくれた。皇室と国民の双方への献身を真心を持って果たしてきたことを心から労いたい」と涙声で語ったそうです。 このことを知り、陛下の慈愛の深さに心から感動を覚えました。今年5月1日には、皇太子殿下が新天皇に即位され、新たな幕開けとなります。 さて、長い歴史の中で、さまざまな先人の知恵がことわざという形で伝えられてきています。人生の教えの集大成といえると思いますが、その中に「我田引水」ということわざがあります。これは自分だけに都合の良いようにはからうことを意味します。自分勝手な行為は、いずれ自分の身に降りかかってくるものです。ことざわは現代社会への教訓であり、戒めでもあると思います。議会も先人の教えを真摯に受け止め、新たなまちづくりと町の発展のため頑張ってまいります。 元号が変わるこの年が、平穏な一年となりますようご祈念申し上げます。 |
しぶや しゅんじ 澁谷 俊二 |
(平成31年2月1日現在)