美郷町地域公共交通計画

美郷町地域公共交通計画を策定しました

計画の背景と目的

 乗合バスの利用者の減少等により、高畑荒川線が平成19年9月で廃止、板見内線と湯の沢線が、平成20年3月で廃止となり、公共交通の走らない交通空白地域が増えました。
 こうした中で、交通空白地域の解消と公共交通の確保維持のため、平成20年2月に「美郷町地域公共交通活性化再生協議会」を設置しました。
 協議会では、乗合バスの3路線廃止後の交通空白地域の交通手段の確保について検討を行い、地域内交流の拡大、地販地消の推進、生活交通手段の維持及び乗合バス路線や鉄道へのアクセス向上等を目的に、「美郷町地域公共交通総合連携計画」(以下「第1次連携計画」という。)を策定、平成20年度からは予約制乗合タクシー(以下「乗合タクシー」という。)の試験運行を行い、翌年には、正式運行を開始しました。また、平成22年12月に第1次連携計画の見直しを行い、「第2次美郷町地域公共交通総合連携計画」を策定、平成25年9月には「第3次美郷町地域公共交通総合連携計画」を策定しました。
 その後、少子化等に伴う公共交通の利用者の減少、高齢者による事故の増加などから、公共交通を取巻く環境の変化等に対応しつつ、地域の実情に即した輸送サービスの向上を目的に、平成28年2月に「美郷町地域公共交通網形成計画」を策定、平成28年4月、平成30年4月、令和3年4月に乗合タクシーの制度改正を行い、乗合タクシーの利便性の向上に努めてきました。
 今後は、乗合タクシーの適正な運行とともに、地域公共交通の課題への対策を様々な交通手段や運行形態から総合的に検討していく必要があります。
 このような背景のもと、美郷町における地域公共交通の課題を再整理するとともに、課題解決と更なる活性化に向けて、「美郷町地域公共交通計画」を策定しました。

計画の概要

計画区域 町内全域
基本的な方針 地域公共交通による移動・交流する機会の更なる創出
計画の目標 ・目標1) 交通弱者支援の検討
・目標2) 現在の公共交通の維持
・目標3) 観光地への二次アクセス体制の構築
計画期間 令和4年度~令和8年度
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