町の木・花・鳥・魚

美郷町の町の木・町の花・町の鳥・町の魚を制定しました
町民の皆さんを対象に公募しておりました、町の木・町の花・町の鳥・町の魚を平成17年2月8日に制定し、2月13日に開催した「美郷町合併記念式典」でお披露目しました。
 
〔 制定までの概要 〕
平成16年12月24日より平成17年1月14日までの期間で、町民の方々を対象に公募し、630通の応募がありました。それぞれの応募の状況については、木が36点599通、花が47点608通、鳥が43点588通、魚が24点596通の応募がありました。

選考については、旧3町村より2名(男女各1名)の選考委員を選任し、それぞれについて採用候補作品3点とその中の推薦するものを選定していただきました。選考委員会は平成17年1月12日と1月20日に開催され、それぞれについて「美郷町の将来像にふさわしいもの」「なじみが深いもの」「親しまれているもの」「美郷町を象徴するもの」という4つの観点から、熱心な議論が展開され、それぞれについて3点が選考され、その中から各1点が選定委員会の意見として推薦をいただき1月25日に町長に答申していただきました。

答申を受け、町が協議をし、町の木は赤松、町の花はラベンダー、町の鳥は雁(かり)、町の魚はハリザッコ(イバラトミヨ)ということで、2月8日に議会に報告、速やかに告示し制定したものです。

 
〔 町の木 〕 赤 松
美郷町で象徴的なのは「千屋の松並木」。
他市町村に誇れる美郷町のシンボルであり、秋田県緑地環境保全地域の指定、新日本街路樹百景などの指定を受けています。
さらには、松並木を保護しながら、先人によるまちづくりの考えを後世に伝えるという気持ちを大切にするものです。
また、赤松については、仙南地区の雁の里山本公園をはじめ、美郷町全域において見受けられることから「赤松」を町の木として制定するものです。

赤松赤松

〔 町の花 〕 ラベンダー
ラベンダーは、旧千畑町が昭和63年にふるさと創生事業の一環として栽培を始め、現在は大台野広場の一角に2ヘクタール、約2万株のラベンダー園があります。
全県的に認知度の高い「ラベンダー」が新しい町のイメージとしてふさわしいことから町の花として制定するものです。

ラベンダーラベンダー

〔 町の鳥 〕 雁(かり)
歴史的にも「雁行の乱れ」ということで広い世代に認知度が高く、町民の皆さんが歴史を大切にする気持ちを醸成する意味からも「雁」がふさわしいということで町の鳥として制定するものです。

雁

〔 町の魚 〕 ハリザッコ(トミヨ属雄物型)
美郷町では、23カ所の清水に生息が確認されています。
また、秋田県のレッドリスト絶滅危惧IA類に指定されていることなどから、町内の小中学校で飼育や調査を実施し、保護しようという活動が進められています。
これらの活動を通して、環境にやさしいまちづくりを目指す美郷町にふさわしいシンボルとして町の魚として制定するものです。

ハリザッコ(イバラトミヨ)ハリザッコ


 
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