ニテコ清水

◆湧水群データベース◆
名 称 ニテコ清水(にてこしみず)
所 在 地 美郷町六郷字大町61
地 目 池沼
古事来歴 『月の出羽路』の六郷高野の巻きの題名を「似手古の清水」とつ
けたように、六郷の清水を代表するような名泉である。「似手古の
清水といふは、ささやかの泉ながらいつも増減なき妙美井也」と讃
えており、「六郷第一の名水なるべし」と記している。
またユニークな名称の由来は伝えによると、アイヌ語の「ニタイ
コツ」(水溜りの低地という意味)が転化したものという。
明治14年明治天皇が巡幸したとき、この水を差し上げたことか
ら「御膳水」として知られたが、大正時代この水を利用したニテコ
サイダー・ラムネが売り出されいっそう有名になった。
周辺状況 ニテコを入り、正面の六角形の青い柵で囲ってある清水。奥には
似手古神社がある。周辺には樹齢100年ほどの大ケヤキやとちの
木など年齢を重ねた樹木が多い。
生育する動植物等 横えび、ハリザッコ
ケヤキ、とち、もみじ
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