田岡の稲荷清水

◆湧水群データベース◆
名 称 田岡の稲荷清水(たおかのいなりしみず)
所 在 地 美郷町六郷字田岡165 内
地 目
古事来歴 『月の出羽路』「六郷本館村」に田岡稲荷神社の物語を記し
「いくちまちいなぼあはぼをつくる子等祈れ田岡の神や守らむ」
(広い田んぼに稲や粟を作る人達よ、祈れば田岡の神様が守ってく
れようぞ)と詠んだ。いつの頃からか、初牛(2月の初めの牛の
日。京都の伏見稲荷神社の神が降りた日という)の朝早く、この清
水の水を汲み帰り、家の屋根にかける風習があった。これは火伏せ
の祈りの民俗行事であった。「田岡」は字名である。
周辺状況 田岡稲荷神社内の太い杉の木の先にあり、井戸のようになってい
て、ほぼ水たまりのようである。周辺一帯は田んぼ。
生育する動植物等 生物確認できず
ホオノキ、とち、けやき、杉、銀杏、おんこ、桜など
現況写真
田岡の稲荷清水の写真
このページに関する情報