宝門清水
◆湧水群データベース◆
名 称 | 宝門清水(ほうもんしみず) |
所 在 地 | 美郷町六郷字西高方町104 |
地 目 | 池沼 |
古事来歴 | 菅江真澄『月の出羽路・仙北郡六郷高野(似手児の清水)』の絵 詞に「宝門清水また法門清水に作れり」とあり。昔、照楽寺がここ にあってこの泉を掘り得た。これは門に宝を得るの意味をもって 「宝門清水」とつけ、寺の山号を「宝門山」(後に佐竹義重の命に より「法望山」に)としたとある。照楽寺は義重が六郷にはいった とき本陣造営の関係で現在地に移ったとある。なお、西方1里半 (約5.9キロ)に法門清水村(旧大曲市)がある。この清水の周 辺に陣屋(お役屋)、真浄(乗)寺、太桂寺などの中にあるのでこ の集落を「法門清水村」としたとある。 俗称でマタコ清水というが、「又何々」なる人がこのほとりに住 んでいたことからそのように言われたらしい。 |
周辺状況 | 西高方町、本道町の字境に位置する清水。周囲は閑静な住宅地 で、樹齢約300年の大欅の木の下に扇形に広がっている。 |
生育する動植物等 | 生物確認できず 大欅 |