側清水
◆湧水群データベース◆
名 称 | 側清水(がわしみず) |
所 在 地 | 美郷町六郷字小安門103-4 |
地 目 | 池沼 |
古事来歴 | 1712年(正徳3年)、通称『側清水地蔵尊』『馬町地蔵尊』 『新町地蔵尊』が建立された。 この側清水地蔵尊のそばに清水が湧いて俗称『側清水』というが、 この名称の由来は地蔵尊の側にあるのでこのように呼ぶのか。 この場合、文頭に『がわ』と濁るのは古代文法に背いており疑義が あるという説もある。 菅江真澄『月の出羽路・仙北郡六郷町高野(似手児の清水)』の 「六郷古城在干高埜郷」の絵師の、地蔵堂の位置を示す説明に『河 筋地蔵堂』とあり、この地の言葉の訛りである「ス・シ・ツ・チ」 の関係から考えると、カワスジがガワシヅに転化したものと考えら れる。 地蔵尊は、イボとり地蔵として振興されている。 |
周辺状況 | 旧六郷町の西、六郷バイパスと旧国道の合流地点の「側清水地蔵 尊」の横にある清水。背後には樹齢300年のハンノキがある。 屋根がかけられ、よく整備されている。石積みには苔がむし、底の 石はよく磨かれている。 |
生育する動植物等 | 横えび 赤楊(はんのき)・つつじ・雪のした |